さて、ぼちぼち2話目が連載されます。
月刊少年エースで読み切りから連載昇格の漫画です。
カードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング(M:TG)」に熱中する中学生男女を描いた青春ストーリーなのです。
ひとつめ。
まぁ、まずこの絵っていうか構図がすでにいいよね。
もう、心鷲掴みです。変な露出とかそーいうのはやっぱりいらないと思うんですよねぇ…。最近、ホント多い。掴みは大事ですがそこではないと思いたい。
作画の人調べたら『背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜』の方でしたか
言われてみればって感じですが納得の魅力のある画風です。少年誌、特にジャンプ連載してるのってすごく扉絵とか上手いですよね。
ふたつめ。
この時代に漫画連載でカードゲームで切り込んでいくとか凄い。
いくつか有名作はあるですが、遊戯王とか切札勝負のなんでしたっけ?今もあるよね?で、これは既存のゲームを題材にしてるから尚更ですね。
ゲーム自体にはオリジナル要素が入らない。ボードゲーム観点で言えばヒカルの碁やりゅうおうのおしごとなんかと同じで棋譜はあると思いますが。
自分で新要素カードとか入れられない、テーマ的には入れる気ないでしょうけど。
つかよく協力にゲーム作ったとこが入ってますね。
ま、青春比重が大きいとは思うもののゲーム要素にも期待したいとこですが背景見ると時代で押してきそうな感じも…。というかなんか全体的に見ててワクワクします。
っていうかこの時代が好き過ぎて愛おしい。
異世界ではなくファンタジーが流行ってたような気がします。
言うなれば何かを信じてたというか未来があった時代、世紀末はなんでか心躍るとこがあった辺りを上手く表現されていると私は思う。
みっつめ
安定の作画と原作の分業システム。
失敗するとちぐはぐになりますが。すごくいいんじゃないでしょうか?
この人単独だと短く終わるんですよね…。
とはいえ30巻超えると若干蛇足感あるし適度にお願いしたい。
月刊誌だし二桁手前くらい欲しい。
という感じでオススメしたい。
ほぼ読んだ感想ですが、読み切り昇格は伊達じゃない!
十分に漫画好きな人間にアタックしてくる要素が盛りだくさん!
ネタや展開はベタベタだと思いますが魅せ方ホント上手い。
まだ、2話しかやってないので単行本とかだいぶ先っぽいですが絶対欲しい。
月刊エースなら結構長期連載も見込めますし。思う存分力を出して欲しい作品です。
めいっぱい応援したいです。
でも、まとめて読みたいので雑誌を買う気はないですがw