『探偵はもう、死んでいる。』
このタイトルだけでだいぶ妄想したといえる程にタイトル好きです。
具体的には1年近く買ってほったらかしにしてたという(笑)
一番最初に思ったのが、過去と現在と交互に見せてくれたりするのかなぁって仮面ライダーキバみたいなのが一瞬よぎりました。
結果的に探偵ってなんだろうな…って考えさせられました。
いま有名どこでいえば名探偵コナンとかですがあれはもう超人ですよね。
よくよく考えるとシャーロットホームズもどちらかというと武闘派ですし、超人かつ戦闘職なんですかね。
もうドラクエの転職欄の上級職に「たんてい」ってあってもいい気がするファンタジー職。
だって何故か改造人間と戦ったりするのだもの。
おまけに敵がコウモリとかカメレオンとかこれ昭和仮面ライダーの敵でいたよなぁって確か。
そもそも改造人間という素敵ワードがライダー彷彿させてやまない。
この作品で気に入ってるは名探偵の決め台詞みたいなのと話しの落とし方。
オチが上手い。
オチ事態は想定の範囲内というかよくあるのだとは思うんですが、そこにキッチリ運んで落とす。見事です。
特典の短編も綺麗にまとまっててこーいうの上手い人なんだろうなぁと。
あと、全然語られてないけど設定ガッチリありそう。
じゃないとこの綺麗な流れはないかな?
というわけで良作。
帯とか見ると泣きを売りにしてるっぽいとこがあるんで1巻には、そーいうとこわたしは感じなかったので気になるとこなんではあるんですがね。
おまけに3巻までがプロローグという話だし。
1巻のみの読書時点感想というタイトルにしましたが続刊読んでどの程度、自分が手のひら返しするか楽しみだったりする( ´艸`)