今年はいくつ出会えるだろうか個人的な当たりと。
2020年5月9日に発売されているコレ!
正直我慢出来ませんでした・・・。作者が杉井光という事で絶対に続刊出てからにしようと思ってたのに面白かったよ、こんちくしょう!
幸いなのは綺麗に纏まっていてこれ1冊で一応完結しているところ。
ただ、全然続刊が出せる要素を残しているところが恐ろしい。出ても不思議はない。
ちなみに個人的に杉井光というと『さよならピアノソナタ』・『神様のメモ帳』・『生徒会探偵キリカ』なんかが思い浮かびます。
楽園ノイズもだが表紙を飾るイラストレーターさんが売れっ子ばかりである。
そしてピタリときた時、のめり込んでしまうんだよなぁ…。
個人的には初速で惹き込まれた時は当たり。
そしてこの人の作品はそれが強いと思ってます。(※個人的な意見です)
どんな作家さんでもそうなんでしょうがこのシーンが書きたかったんじゃないかなぁって思うとこが顕著でそこまでの勢いが凄い。で、そのあと気が抜けたように刊行ペースが遅くなるような…(※個人的な感想です)
さて全然作品の中身に触れてなかったので概要をば。
主人公は音楽を作ったり編曲したり音の魅力にはまって表現したくなった少年です。
色々な楽器やはたまた歌うとこまで手を出して遂には流行の動画投稿へ。
当然再生数は伸びません。で何故か姉が女装したらと言ってやってみたら再生数伸びるという。
で、現実の学校で音楽教師にバレる。んで授業の手伝いとか面倒ごとを押し付けられる中、ひねた天才ピアニストと出会うっていうよくあるボーイ・ミーツ・ガールズ!
なんだけどなぁ…。面白かった。ホント。
なんだろう同級生のヒロインじゃなくて、教師が女主人公だと思えたとこが良かったでしょうね。春夏冬ゆうさんでそれやられると『蒼の彼方のフォーリズム』が浮かんで仕方ねぇんだよ!
だからこの絵師さんなのかもですが。
個人的にこーいう話が好きというのもありますが。
このコネクトも主人公が作曲するお話。こっちは途中の打ち切り感が半端ないし、視点がオタクよりでしたが。これは漫画家と歌い手とかと絡みます。
ま、それはともかく自信持って薦められるオススメの1冊。