愛する人を救うため、滅びの錆を強弓が貫く 。疾風無頼の冒険譚!
第24回電撃小説大賞《銀賞》受賞作!
第24回電撃小説大賞の中で“一番ぶっとんでいる”と評された、
怒濤の≪銀賞≫受賞作!
すべてを錆つかせ、人類を死の脅威に陥れる《錆び風》の中を駆け抜ける、疾風無頼の「キノコ守り」赤星ビスコ。彼は、師匠を救うための霊薬キノコ《錆喰い》を求め旅をしていた。
美貌の少年医師・ミロを相棒に、波乱の冒険へ飛び出すビスコ。行く手に広がる埼玉鉄砂漠、文明を滅ぼした防衛兵器の遺構にできた街、大蛸の巣くう地下鉄の廃線――。過酷な道中で次々に迫る脅威を、ミロの知恵の閃きと、ビスコ必中のキノコ矢が貫く! しかし、その先には邪悪な県知事の奸計が――。
愛する人を救うため、強弓が撃ち抜く冒険ファンタジー!
このライトノベルがすごい!2019見て、あ、電子書籍で買おうと思って買ってない奴だと思い出して買いましたが。
想像以上ですね。これは。ここまで勢いで突っ走てる作品久しぶりに読みました。
これは最高ですわ。表紙から凄くいいですよね。振り返ってみると初期時点で女の子出てきてって展開は飽きてたというか昔から好きなんで流して読んでましたが滾るのはいつもこーいう作品でした。相棒。ジジイ。このあたりはやはり同性同士の組合が燃え滾ってきてくる!
なんかちょくちょく出てくる台詞や設定もグサグサ刺してくるし。
頭が下がる思いです。主人公がほぼ善人なんでこれが悪人だったら完全にドストライクでしたわ。お話の締めにさりげなく伏線を拾っていくあたりが実に好みでした。
何より凄いなぁと思ったのがコレ1位ってとこ。
いまの世代もこれヒットすんのかと思いましたね。正直このノリって1990年代によくあったイメージあるんで。今は美少女入れないとダメなんかとばかし…。コレその辺の要素オマケ程度にしかないですし。あったかな?というレベル。
天元突破グレンラガンは何故、わたしが思っていた以上にヒットしてなかったのかなぁ…。コレがありならアレも良くね。むしろ勢いしかないといえるw
そんなわけで最近のなろう系とかに飽き飽きしてたりラノベ読むの辞めた人にオススメです。まだこんな滾る作品はあった!話の流れは懐かしさすら感じるのにどこか新しい気もします!
ただ出来栄えが良すぎて、続刊出てるけど出して蛇足になってないか心配なんですけど…。怖くて評価も買うのもちょい休憩してます。たぶん読みますがww